八紘テクノ通信

八紘テクノ通信2019年12月10日号

クローバー 協業会社のご紹介


「株式会社エコベン」
■会社概要 公式サイトへ

■事業内容 全熱交換器の更新・設備工事および保守
     上記消耗部材の製造および販売


「株式会社エコベン」様では商業施設を中心に様々な施設で関連事業を展開しております。

クローバー 空調の省エネ紹介


全熱交換器の役目

例えば寒い冬の季節に、基準を満たした換気設備で空気の換気を想像してみると…。
室内の温かい空気と水蒸気を排出すると排出した分、室外の冷たい空気を給気することになります。
すると想像通り室内の温度は下がります。
室内の温度を維持する為には暖房が必要です。

では、室外へ排出する温かい空気と水蒸気の熱を利用して室外の冷たい空気を温めて吸気することが出来たら?
暖房の負荷を下げられて電気代の節約が可能になります。
その役目をするのが全熱交換器という設備です。


全熱交換器の詳しい構造については割愛いたしますが、エアハンドリングユニット(以下エアハン)に組み込まれていることがある設備で、フィルタや駆動モータ、動力を伝えるプーリ、ベルトなどを含んだエアハン全体の保守メンテナンスが「株式会社エコベン」様の得意としている内容となっております。

エアハンについては老朽化に対しての延命化を目的としたオーバーホールを行うことをお考えになるとモータ、フィルタなどの消耗品を交換することになり安価な物ではありませんが、ここに弊社のインバータによる省エネを合わせることにより、設備の高効率化改修支援事業に対する補助金を利用することが可能になる場合があります。

協業事例のご紹介

宿泊施設
スポーツ施設


弊社ホームページの事例集に掲載しておりますので、一読頂けると幸いです。

クローバー2020年以降の省エネ計画はお決まりですか?


弊社では、「インバータで省エネに貢献する」ことを目標に掲げています。
ご紹介させて頂いているパートナー様と共に特殊なケースであっても省エネ対策にお役に立てますのでお困りの方はお気軽に御相談頂けると幸いです。
弊社でインバータシステムを導入頂けるお客様への大きなメリットは以下の3点になります。

1.省エネ診断の有効活用
弊社が参画しております「一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ」を介し、専門家によるマネジメントを受けられます。
補助金を最大限活用した設備更新やEMS導入などインバータ導入以外の省エネ提案も可能です。

省エネ取組の進め方
省エネ取組の進め方

2.短期間での投資回収
制御などに関しましてもシンプルに行いローコスト提案を心がけております。

ローコスト型インバータ制御盤E-BRACE L
E-BRACE L

3.ワンストップ対応
導入提案からメンテナンスまで1社で完結できるのでスピーディーです。

インバータシステム導入までの流れ
詳しくは弊社Webサイトで
インバータシステム導入までの流れ



最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年11月12日号


10月号では弊社パートナーの「株式会社 服部エンジニアリング」様の商材とコラボした集塵機の省エネ提案でした。

「株式会社服部エンジニアリング」
■会社概要 公式サイトへ

今月も引き続き「株式会社 服部エンジニアリング」様の商材とコラボした排水処理設備の省エネ提案になります。

「株式会社 服部エンジニアリング」様は食品工場や製紙工場、下水処理場などで幅広く使用されているメンブレン散気管を取扱っております。
アメリカのSSI社、EDI社の商品になります。

クローバー 曝気(ばっき)槽の省エネ


排水処理設備の一部に曝気槽(図1)があります。
槽内の微生物へ酸素(空気)を供給し有機物を分解してもらうための工程です。
曝気槽底部に散気管(ノズル)を敷詰め(図2)、気泡の空気を送ることで水中の酸素濃度を高めていきます。


ちょっと表現が難しくなりましたが、金魚鉢の中で空気がブクブクしているのを思い浮かべて頂けると分かり易いと思います。
水中に気泡を送る“ブクブクポンプ”の先のところが散気ノズル(図3・図4)です。


散気ノズルを服部エンジニアリング様の提供するメンブレン散気ノズルに取替えて、より少量の空気で水中の酸素濃度を上げることが可能になります。
その空気を送り込むポンプのことをブロア(エアポンプ)といいます。
このブロアの空気を送る量を少なくすることで電気料金の削減につながります。
余剰となった空気をインバータシステムで絞ることにより更なる省エネを実現します。

クローバー2020年度の省エネ計画はお決まりですか?


ブロアの省エネルギー制御のことは、ご理解頂けましたでしょうか?
弊社は、“インバータで省エネに貢献する”ことを目標に掲げていますので、前回と今回ご紹介したような特殊事例にもパートナー様とともに積極的に取り組んでおりますので省エネ対策にお困りの方は気軽に御相談下さい。

弊社とインバータシステムの導入に取り組んでいただけるお客様のメリットは以下の3点になります。

1. 省エネ診断の活用 
弊社が参画しております「一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ」を介し、専門家によるマネジメントを受けられます。
補助金を最大限活用した設備更新やEMS導入などインバータ導入以外の省エネ提案も可能です。

省エネ取組の進め方

省エネ取組の進め方



2. 短期間の投資回収 
制御などもできるだけシンプルに行いローコスト提案を心がけております。

ローコスト型インバータ制御盤E-BRACE L

E-BRACE L



3. ワンストップ対応 
導入提案からメンテナンスまで1社で完結できるスピーディーさ。

インバータシステム導入までの流れ

  インバータシステム導入までの流れ



2020年度の設備予算計画も佳境に入る時期ではないかと存じます。
年内でしたらまだ打合せ、調査の時間も確保できますので気軽にお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年10月8日号

今月は弊社のパートナーである「株式会社 服部エンジニアリング」様と集塵機に絡めたご提案になります。

<協業事例のダウンロード>

送風機11[ 工場施設 ] 集塵機ファンのインバータ化 400V/90.0kW
51.2%の省エネを実現

送風機12[ 工場施設 ] 集塵機ファンのインバータ化 400V/37.0kW
40.0%の省エネを実現


「株式会社 服部エンジニアリング」
■会社概要 公式サイトへ

■事業内容1 集塵機部材の販売、提案

「株式会社服部エンジニアリング」様はオーストラリアの集塵機部材メーカーGOYEN社の日本総代理店です。取扱商品は以下になります。

株式会社服部エンジニアリング取扱商品


バグフィルター集塵機の無料診断、改善提案も行っています。

業界の方でないとわからない用語が所々にありますので私なりの解釈でできるだけわかりやすく解説させていただきます。

・集塵機:
工場やリサイクル施設などに設置されているチリやゴミを吸引する装置
空気中のチリを吸い取る大型の掃除機か空気清浄機のようなものとお考え下さい。

・バグフィルター:
集塵機内に組み込まれる微細なチリやゴミを除去する為のフィルター装置

焼却炉の集塵機バグフィルタ
(焼却炉の集塵機バグフィルタ)

集塵機診断時の写真
(集塵機診断時の写真)

■集塵機へのインバータシステム導入のメリット

・集塵機の問題点
一般的に集塵機はチリを含んだ空気をファンにより誘引し、内部のフィルターでチリを除去します。
しかし、フィルターは適切にチリやゴミの除去を行わなければ目詰まりを起こしてしまいます。
目詰まりを起こしている集塵機はチリを含んだ空気がフィルターを通過しにくいため、余計にファンのパワーが必要になってしまいます。

集塵機内部に並べられたフィルター1
集塵機内部に並べられたフィルター2

(集塵機内部に並べられたフィルター)
※ここにチリが付着して目詰まりします。

フィルターを目詰まりのない状態に保つことで、集塵機を省エネ運転することが可能です。

・標準対策
服部エンジニアリングで行う集塵機無料診断サービスを基に、集塵機の更新やフィルターなどの部品を見直し、フィルターの目詰まりを防止して「電力料金の削減」「メンテ工数の削減(破れない、壊れない)」を目指します。

・インバータ導入による追加対策
1.フィルターの目詰まりを防止したうえでファンの風量をインバータで一定に保つ
2.生産ラインの運転状況などに応じて、ファンの風量を調整する

上記2つの実行で更なる電力料金削減効果が望めます。

<協業事例のダウンロード>

次月号では曝気(ばっき)槽の省エネをご案内する予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年9月24日号

クローバー そもそもSDGsって何?


さて、今回は僭越ながらSDGs(エスディージーズ)についてご説明いたします。
実は、最近街中で見かけるサラリーマンや、話題の小泉環境大臣がつけているバッジ(下写真)も、SDGsを表しています。


私は大学で「模擬国連」というサークル活動に従事しており、3年前からSDGsについてディスカッションをしてきました。
SDGsは多くの方に意識されてこそ意義を持つので、本メルマガを通してみなさまに認知していただければ嬉しいです。

SDGsは2015年に国連サミットで定められた「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、
2015年から2030年にかけて国際社会全体で達成すべき目標のことです。


内容は、「貧困をなくそう(ゴール1)」から「パートナーシップで目標を達成しよう(ゴール17)」まで、17個のゴールによって構成されています。(バッチの色も17色です!)
各ゴールには、達成目標を一層具体的にした「ターゲット」が定められており、全部で169個あります。

SDGsを達成するには、国連組織や各国政府が取り組むのはもちろん、民間企業や市民が積極的に関与することが必要とされています。

八紘テクノでは、
ゴール7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
ゴール13 気候変動に具体的な対策を
ゴール17 パートナーシップで目標を達成しよう
を特に応援しています。

クローバー 環境問題に取り組む企業は株価が上がる?


とはいえ、一般の企業では日々の業務で利益を出すことが求められ、国際社会の目標は遠いものに感じられるかもしれません。

しかしながら、最近ではビジネスの世界でもSDGs達成への取り組みが加速しています。
この背景にあるのが、ESG投資という、企業の利益と国際社会の利益をつなぐ投資の存在です。

ESG投資とは、

環境
(Environment)

社会
(Social)

ガバナンス
(Governance)

の改善を促進する企業に対して、投資家が投資をすることです。

国内外の機関投資家が、投資の際にESGに基づく非財務情報の開示を求めるようになっており、
今後「社会に求められる会社」でいるためにはSDGs達成への貢献が不可欠になるかもしれません。

SDGsにご興味を持たれた方、詳しくはこちらをご覧ください。
SDGsとは

最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年8月20日号

お世話になっております。
八紘テクノ株式会社の尾関です。

今年のお盆休みは、皆さまどのように過ごされましたか?
私は2泊3日で親族と熱海の温泉に行ってきました。
渋滞にもほとんど巻き込まれず近場でゆっくりできてよかったです。

さて今回は個人と会社の上半期の重大トピックについて書かせていただきます。

クローバー RIZAPで減量


お酒と美味しいものが大好きな自分としては “絶対に行きたくないところ” に3月から4月にかけての2か月間、週2で通いました。

タレントが出るCMで有名なやつです(笑)

通い出した理由は公約違反をしてしまったためです。
自分の恒例行事としてお正月に「今年の目標」を手帳に書いています。
その中に毎年 「体重○○kgに戻す」 を掲げていたのですが9年間未達を続けておりました。
昨年 「今年○○kg未達ならライザップ」 と書いてしまった為、挑戦する羽目になってしましました。

結果は「2か月で6kg減量」です。目標はもう少し高く持っていましたが年初に立てていた目標はクリア出来、約4ヶ月経った今も体重を何とか維持しています。


目標達成するために今回学んだことで会社経営にも繋がることがたくさんありました。


キレイごとを書いていますが太っているおっさんが少し体重を減らしただけの話です。
本文では書ききれないエピソードもたくさんありますので興味がある方はまた個別で・・・

皆様にお会いした時にネタとして突っ込まれても恥ずかしくないようリバウンドしない体づくりにこれからも励んでまいります(笑)

クローバー CMI活動開始!!「受動から能動へ」


CMIとは、今年2月21日に設立された「一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ」の略称です。
八紘テクノを含んだ5社で立ち上げた新しい取り組みです。



本年度の主な取り組みは経済産業省の「平成31年度省エネルギー相談地域プラットフォーム事業」における無料省エネ診断を
東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・宮城県・山形県・福島県・大阪府
の8都府県の中小事業者を中心に実施します。

診断を基に運用改善や設備更新による省エネ効果を算出し補助金取得のお手伝いも行い光熱費全般の削減やCO2排出量の削減に貢献しております。

CMIでの診断活動は今期の弊社スローガンを「受動から能動へ」としたきっかけになる事業です。


また、スポーツ施設、特別養護老人ホーム、工場など当方からアプローチしていない業界に色々な専門家と同行調査を行うことで「動力系モータのインバータ化」以外の省エネ提案も広がりをみせております。


CMIの活動によりこれからの弊社事業領域の拡大のための素晴らしい仲間が4名増えました!!

弊社初の技術系新卒、営業担当、中堅技術担当2名の社員を加えてより世の中と地球環境に良い事業活動を行えるよう努めてまいります。

省エネ可能な設備を顕在化することにも気軽にご相談いただけるようになりましたので今後ともよろしくお願いいたします。

無料省エネ相談申込書


最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年7月9日号

クローバー 省エネ診断を受けるメリットは?


お客様が診断を受けるメリットと言えば

① 機器のリスト化が整う

② 削減ポテンシャルが分かる

③ 事業収支診断(ライフコスト診断)が出来る

の3点であると考えております。

クローバー 無料省エネ診断...何するの!?


6月はプラットフォーム診断に4か所回らせて頂きました。
省エネ診断ってなにするの??と疑問をお持ちの方も多いと思いますので、今回私が診断に伺った時のお話をさせて頂こうかと思います。

無料省エネ相談申込書




まずは上の申込書を記入してFAXまたはメールを頂いた後、診断に伺います。
診断の当日までに電気・水道・ガスの年間使用量や契約金額などが分かる資料を御用意頂きます。

現地調査は1施設当たり数時間程度で行います。
診断員は資料を頂き、内容を確認しながら質疑を交えて聞き取りを行います。

その後頂いた情報を踏まえて機械室・電気室などを回って診断をさせて頂きます。
弊社の該当調査区分では、ファンやポンプなどの動力系モータに省エネ余地がないか調べます。

例2

(上の写真の様な機械室で主に現地調査を行っています)
 

【インバータが導入されていない場合】
新たにインバータシステムを導入した場合の省エネ効果・導入費用及び投資回収見込み期間などを報告書としてご提出します。
モータが必要負荷より大きな力で動いていた場合、インバータを用いて適正な負荷で運用することで電気料金削減しいては二酸化炭素排出量削減につながるわけです。

【インバータが導入されている場合】
現在の運用状況を確認し、運用改善や更新の御提案をいたします。
診断報告は、後日お客様のところに診断結果の説明に伺います。


ここまでが、省エネ診断プラットフォームの一連の流れとなります。
国の補助事業の一環にてお伺いしておりますので、診断から報告までの間で診断員が営業活動を行うようなことはありませんのでご安心して御依頼下さい。
報告後、導入検討したい改善案があれば別途ご相談下さい。

また、診断されていない施設様でご興味がありましたら是非ご検討下さい。



最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年6月11日号

クローバー ReMoSyの通信回線について

この度、弊社の遠隔監視システムReMoSyの通信回線が3G回線からLTE回線に変わります!!

例2


図で見てわかるようにReMoSy本体からクラウドサービスにデータを送信する通信回線が従来は3G回線のため、LTE回線へ変更することになりました。

遠隔監視システムReMoSyは、簡単にご説明すると弊社のインバータシステムを導入していただいているお客様に向けにインバータの運転状態と電力データの遠隔監視を行っています。

詳しくは弊社のホームページをご覧下さい。

ReMoSy EB


次に遠隔監視システムReMoSyがこの度、なぜ通信回線をLTEに変更することになったのかご説明致します。


クローバー 3G回線がなくなる??

実は数年後には大手の通信サービス会社が3G回線を終了すると既に発表しています。

au:2022年3月末に3G回線終了を発表
NTTドコモ:2020年半ばに終了を発表
ソフトバンク:今のところ発表はないが、既に1.5GHz、1.7GHzの通信が終了

今すぐ3G回線がなくなってしまうというわけではありませんが、既に具体的な終了期日を提示している所もあり、2022年には3G回線のほとんどが終了してしまいます。

その3G回線が終了することによって何が問題なのか、、、

一般的に既に現場で導入されている、もしくは販売されている遠隔監視や遠隔操作システムは3G回線を導入しているものが多いからです。

その3G回線が終了してしまうことで、通信ができずシステムがご利用できなくなってしまうのです。

そのため、今月中にもReMoSyの通信回線は3G回線からLTE回線へ変わる予定です。

今お使いのインバータシステムや電力量計の遠隔監視にご興味がある方がいらっしゃいましたら、ローコスト接続で簡単な弊社の遠隔監視システムReMoSyも是非検討ください。



ReMoSy EB

ReMoSy EB

ReMoSy KW

ReMoSy KW

過去のメルマガでもReMoSyについて紹介しておりますのでよろしければご覧ください。

ReMoSy EBについての紹介
メルマガ2018年10月号
インバータの遠隔監視について詳しく説明しています

ReMoSy KWについての紹介
メルマガ2018年11月号
電力データの遠隔監視について詳しく説明しています。


 

最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年5月14日号

お世話になっております。
八紘テクノ株式会社の尾関です。

クローバー マトリクスコンバータとは

さて、今回はインバータを更に発展させたマトリクスコンバータ(以下マトコン)のご紹介です。

インバータでもよくわからないのにマトコンなんて余計ややこしそうなものが出てきたと思われるかもしれませんが今までのインバータの弱点を補う上位機種だとまずはご理解ください。

クローバー メリットとデメリット

まずは、マトコンのメリットとデメリットをご紹介致します。

メリット
・商用電源とほぼ同じ正弦波の為、リアクトル※1などによる対策が不要
・高調波ガイドラインをクリアしているため高調波流出電流計算書の提出が不要
・力率が0.98(インバータ単独は0.75)と高いため電源設備容量の小型化が可能

デメリット
・インバータに比べコストが高い(2倍以上です)。
・受注生産の為、納期がかかる。
・サイズバリエーションが少ない為、盤の大きさが制約される。

例2

(マトコン盤写真 400V/315kW)

クローバー マトリクスコンバータの仕組み

まずは、従来の汎用インバータとマトコンの違いです。
従来の汎用インバータはAC→DC→ACと変換して出力しております。
一方、マトコンではAC→ACとダイレクト変換している為、出力波形もきれいな正弦波になり今までのインバータではリアクトルを用いて力率対策をしていたものが不要になる機能を備えております。

マトコンの引き合いは病院案件や大型施設案件からが多くなっています。
「周辺機器に悪影響を起こさせたくない」、「すでに施設では高調波ガイドラインの制限にひっかかりそうな状況」など心配されているお客様になります。

※1 高調波及びリアクトルについては下記のバックナンバーをご参照下さい。

【八紘テクノ通信2015年11月号】インバータ制御盤のリアクトルってなに?


ご質問、お問い合わせはFAXかメールにてご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

八紘テクノ通信2019年4月16日号

お世話になっております。
八紘テクノ株式会社の尾関です。

3月にはインターン生5名の卒業と5名の新しく入ったインターン生の歓送迎会がありました。

インターン生による社内の仕組化を始めた時からの、活性化をもたらしてくれた初期のメンバーがごっそりと抜けてしまいとても寂しくあります。

就職した会社でも共に悩み挑戦した経験を生かして活躍されることを願っております。

新しく入ったメンバーも先輩たちの残してくれた知見をベースに更なる飛躍を期待しております。

「みんな、お互いより良い人生を送れるように頑張ろう!」

クローバー 2019年度無料省エネ診断受付開始 (先着順です!!)


空調機、送風機、ポンプ向けのインバータの導入調査が今ならタダ!!

今月は、4月末頃より申し込み開始になる今年度の省エネ診断の御案内です。
弊社も「一般社団法人カーボンマネジメントイニシアティブ」の診断員として登録しておりますのでインバータ調査の有無に関わらずお気軽に御相談ください。

クローバー 省エネ診断を受けるメリット


お客様が診断を受ける3つのメリット
1.機器のリスト化が整う
2.削減ポテンシャルが分かる
3.事業収支診断(ライフコスト診断)ができる

さらに、補助金申請事業の対象として認可されやすくなります。

クローバー 省エネ診断その1(経済産業省の支援事業)


「省エネ相談地域プラットフォーム」
対象:年間エネルギー使用量1500kL(第二種エネルギー管理指定工場)未満の中小企業、
または大企業の中小規模事業所

地域:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、大阪府、宮城県、山形県、福島県

費用:完全無料

限られた地域で中小規模事業者(事業所)に限られますが、準備する資料もほとんどなく、支払いも発生しませんのでインバータ導入検討だけでも気軽に御相談下さい。

省エネプラットフォーム申込書


クローバー省エネ診断その2(環境省の支援事業)


「CO2削減ポテンシャル診断」
対象:年間CO2排出量50t以上、3000t未満
(1事業所の年間光熱費が1億円未満程度)

地域:全国

費用:最大110万円まで補助
※1 支払いは発生しますが、後から還付されます。
※2 消費税(最大8.8万円)は事業者負担です。

メリットは設備毎のエネルギー計測を行うので、対象機器毎のデータ使用量を把握して省エネ対策を行うことができます。

CO2削減ポテンシャル診断事業申請申込書


環境省CO2削減ポテンシャル診断事業ご案内書

詳細はこちらをダウンロードしてご確認下さい。

・上司からコストダウン対策を出せと言われ困っている。
・省エネを何から取り組んでいいのかわからない。
・図面や機器リストがないので外部の人に相談しにくい。

このようなお悩みをお持ちの方、国に調査費を支援していただけるありがたい制度です。
商材を押し売りされる事はありません(笑)
安心して御相談下さい。

八紘テクノ通信2019年3月12日号

お世話になっております。
八紘テクノ株式会社の尾関です。

「年度末の追い込みで大忙し」と日々に追われている方もたくさんお見えになると思いますが、東京では早くも梅の終わりが近づき桜の開花予想日がすぐそこまで来ているようです。

さて、今回のテーマは弊社のミッションとして掲げております「動力系モータの電力量とCO2排出量の削減」からは少し外れます。
どちらかというと設備をお持ちのお客様のクレーム対策です。
その中で以下に紹介する事例1.は特に引き合いが多くなっております。

クローバー 設備の音トラブルを解消

事例1.ポンプの異音対策(改善事例集NEW)
https://www.hakko-techno.co.jp/case/improvement/improvement04.html

対象機器:揚水ポンプ、給湯ポンプ、熱源ポンプなど

症状:モータ起動時や停止時に「カンカン」、「ゴーン(ゴゴゴー)」といった大きな音が発生
(対策でクッションタンクを取り付けても解消できない場所を含む)

問題点:マンション(住民)、病院(入院患者)、ホテル(宿泊客)などからのクレーム

対策:インバータにより加減速を滑らかな運用に改善して急激な水流変化による配管の振動などをなくし異音発生を解消

事例2.冷却塔(クーリングタワー)の騒音対策(改善事例集2)
https://www.hakko-techno.co.jp/case/improvement/improvement02.html

対象機器:冷却塔(クーリングタワー)冷却ファン

症状:モータ起動時に「ドン」(起動音)、「キュルキュル」(ファンベルトのすべり音)といった大きな音が発生

問題点:近隣住民などからの騒音クレーム

対策:インバータにより加速を滑らかな運用に改善すると同時に新たに設ける温度制御により、頻繁な発停制御を少なくし原因を解消、また省エネにも貢献


上記にあげた事例は長年お困りになっているお客様からご相談を受けることがとても多いです。
試運転でお困りごとが解消される結果が出て、立会いの方から歓声や拍手が起こることもあります。
そんな時、本当に嬉しいひとときを味わっています。
皆様のところでも思い当たる事例がある方は是非ご相談ください。

八紘テクノ通信2019年2月12日号

いつもお世話になっております。
八紘テクノ株式会社の尾関です。

弊社では年度末の駆け込み案件、インターン生の卒業と新規採用と引継ぎなど忙しい時期を迎えております。
そんな繁忙期でも全社員が月20時間以内残業に収まるよう「働き方改革」を実現すべく奮闘しております。

皆様も休養をしっかりとってインフルエンザなどにかからぬようご自愛ください。


クローバー インバータの遠隔操作

前回のメルマガで遠隔監視システムReMoSyについてご紹介させていただきましたが、今回のテーマではインバータの遠隔操作について2つの事例を交えてご紹介いたします。

1.「中央監視室で設定周波数を変更したい」

[送風機事例10] ホテル厨房内換気装置(排気ファン)
7.5kW~15.0kW 6台 ⇒費用1100万円 約39%削減
詳細はこちら。
https://www.hakko-techno.co.jp/case/installation/blower/case10.html

お客様のニーズとしては「夜勤の際に設備担当が1人なので常駐場所で管理、操作を行いたい」というものでした。


2.「設備と離れた場所から設定を変更したい」

商業施設外調機
15.0kW~22.0kW 4台⇒費用830万円 約46%削減

こちらは事例集には掲載しておりませんが下記のような概要になります。

インバータ遠隔操作概要図

例2


使用イメージ

例2



お客様のニーズとしては「休みの日でも施設外からパソコンやスマホで状況確認と設定変更を行いたい」というものでした。

別のお客様からも「遠隔地のお客様の設定調整を会社から行いたい」というご要望も頂いております。

昨今の省人化、省エネ最大化、IoT化のニーズからインバータの設定周波数を時間帯や季節に合わせて変更し、省エネを最大化できるようにするチューニングを行う必要性が増えてきております。


クローバー ReMoSy(リモシー)との違い


ReMoSyはインバータシステム運転状況、電力データの“遠隔監視”を行う専用機です。
設定変更などを行う“遠隔操作”の機能はReMoSyにはありません。

今回ご紹介している“遠隔操作”の事例は、お客様のニーズに合わせてカスタムで製作しております。
これからも最適なシステムをご提供できるよう努めてまいりますのでご意見、ご要望などお気軽にご返信ください。

八紘テクノ通信2019年1月15日号

いつもお世話になっております。
八紘テクノ株式会社の尾関です。

早くも1月半ばを迎えておりますが今年も1年宜しくお願い致します。

クローバー ホームページを続々更新!

皆様に少しでもお役に立てる情報提供ができるように、弊社はホームページの拡充を図っております。
今まで「インバータ専業」と御説明しておりましたが、業種や周辺事業を少しずつではありますが広げつつあります。

その中で昨年の間に新しく紹介することになった内容を以下に掲載したいと思います。

クローバー1. 八紘テクノの遠隔監視システム ReMoSy

新しくサイトに掲載しました。
チラシよりも詳細を説明させていただいております。
インバータシステム、電力データの遠隔監視にご検討いただければ幸いです。

遠隔監視システム ReMoSyの製品情報はこちら
https://www.hakko-techno.co.jp/product/remosy01.html

クローバー2. 事例集追加(送風機9-12)

今回、送風機の事例を追加しています。
弊社ではビル向けの事例が多かったのですが工場向けの集塵機等も最近お引き合いが増えており、省エネ効果も下記の通りでております。

9.工場内換気装置(排気ファン)
11.0kW 1台 ⇒費用90万円 約44%削減
送風機事例9はこちら
https://www.hakko-techno.co.jp/case/installation/blower/case09.html

10.ホテル厨房内換気装置(排気ファン)
7.5k~15.0kW 6台 ⇒費用1100万円 約39%削減
送風機事例10 はこちら
https://www.hakko-techno.co.jp/case/installation/blower/case10.html

11.工場内集塵機ファン
90.0kW 1台 ⇒費用560万円 約51%削減
送風機事例11はこちら
https://www.hakko-techno.co.jp/case/installation/blower/case11.html

12.工場内集塵機ファン
37.0kW 1台 ⇒費用280万円 約40%削減
送風機事例12 はこちら
https://www.hakko-techno.co.jp/case/installation/blower/case12.html

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